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北海道広告業協会の活動や北海道の広告に関する情報を発信します。
研究会や研修会、セミナーやイベント開催情報などをお知らせします。

北広協ニュース

北広協ニュース

2017.10.19北広協ニュース186号

「終了しました」『実践的な広告法務セミナー』開催のご案内


昨年から好評を頂き開催してきました『実践的な法務セミナー』も四回目を迎えることとなりました。今回は、『イベント(プロモーション)にまつわる法的チェックポイント』と題して実践的な注意点を中心にお話し致します。北海道は、全国的に見ても特にプロモーション系業の比率が高いエリアだけに、その落とし穴も多いと考えられます。
今回のテーマは・・・     1.イベントにまつわる法的問題【総論】 2.体制(座組)をチェックする。 3.コンテンツをチェックする。  4.周辺ポイントをチェックする。
上記の四点を中心に解説いたします、ご多忙の折とは存じますが、貴社からも多数のご参加を頂き業務にお役立て頂けますようご案内申し上げます。

◆開催日時  10月10日(火)13時30分~15時00分
◆会  場  電通北海道 9階ホール(札幌市中央区大通西5丁目)
◆演  題   『イベントにまつわる法的チェックポイント』
◆講  師  井上 多英子氏(株)博報堂 法務室 法務ディレクター
◆参 加 費    無料
◆主催/協力 (一社)北海道広告業協会  協力 全北海道広告協会

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「終了しました」「第2回 デジタルセミナー」開催のご案内


昨今、YoutubeやHulu、Netflix、DAZNなどの有料・無料問わず、動画配信サービスが拡充してきました。コンテンツとしての動画、広告としての動画、その可能性にメディア、広告代理店はどう取り組むべきか、頭の痛いところです。今、動画ビジネスの展開で一番注目を浴びているのが、「AbemaTV」です。今年のGW(5/1-7集計)には、550万人(ウィークリーアクティブユーザー)となり、アプリダウンロード数も1,700万人を突破しております。最近では、5月7日(日)に5時間生放送した『亀田興毅に勝ったら1000万円』が記憶に新しいところだと思います。視聴者数だけでなく、番組数も増え、クオリティも上がってきております。道外展開を検討する際の1つになる可能性もあります。その「AbemaTV」の方をお招きし、分かりやすいセミナーをお願い致しました。
広告代理店、メディア各社、制作会社の会員各社の今後の展開戦略の一つとして、是非お聞きいただければと思います。多数のご参加をお待ち申し上げます。

◆開催日時  10月13日(金)13時30分~15時30分
◆会  場  電通北海道 9階ホール(札幌市中央区大通西5丁目)
◆テーマ    『AbemaTV』徹底解説(仮題)
◆講  師  川瀬 健 氏 株式会社AbemaTV 広告本部 商品開発局 局長
◆参 加 費    @¥1,000  ※定員:120名 (定員になり次第締め切ります)
◆お支払   当日、受付にて名刺を頂戴し、後日最終枚数にてご請求いたします。
◆主  催   (一社)北海道広告業協会

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「終了しました」平成29年度・実務者セミナー『「白い恋人」奇跡の復活物語』


今年度も標記セミナーを、全北海道広告協会と共催で下記の通り開催致します。
講師には、石屋製菓株式会社 代表取締役社長 石水 創 様をお迎え致します。
2007年、北海道の銘菓として不動の人気を誇る「白い恋人」の賞味期限改ざんが発覚しました。同社は初の赤字に転落するなど企業および“白い恋人”のブランドイメージが失墜、石屋製菓は創業以来初の危機を迎えました。
失った価値と信頼を回復する為、全社を挙げての取り組みを開始し、業績はV字回復。2016年には売上高4期連続で最高記録を更新する迄に順調な成長を果たしています。当時、取締役としてその渦中で奔走された石水様に、当時の現場の状況、ブランド回復の為の取組みなどを赤裸々に語って頂きます。
時節柄ご多様中のところ恐縮ではございますが、この好機に是非セミナーにご参加頂き、貴重なお話をお聞き頂けますと幸いです。
なお、誠にお手数ですが御社のご参加される方を取りまとめ頂き、下段の用紙でFAXにて事務局までお申し込みください。 
                                
と き / 平成29年10月27日(金)13:30~15:00
ところ / 札幌グランドホテル 別館2F「グランドホ-ル西」[札幌市中央区北1条西4丁目]
講 師 / 石水 創 氏(石屋製菓株式会社 代表取締役社長)
参加料 / お一人 1,000円(消費税込み) 

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「終了しました」正会員社限定「提案力増強セミナー!」開催のご案内



当協会では、正会員各社様の業績アップと、クライアントを通じて北海道の経済をより元気にするために、提案力を高めるセミナーを二回に亘って開催することと致しまた。
セミナーの内容は、課題解決の観点から『頭』と『足』を使って具体的な提案に結びつける方法など、ワークショップを織りまぜた実践的で速攻力のある内容となります。
このセミナーは、正会員社様(広告代理店)の『やってやろう!!』という気持ちをお持ちの方限定とさせていただき、参加人数も絞らせていただきますことを合わせてご理解願います。

◆開催日時  【右脳編】 11月9日(木)    13:30~15:10(100分)
       【左脳編】 11月16日(木)13:30~15:10(100分)
         ※二回通してご参加頂けるようお願い致します。
◆会  場    電通北海道 9階ホールA・B(札幌市中央区大通西5丁目)
◆講  師    臼井栄三氏 北海道教育大学岩見沢校 
               芸術・スポーツビジネス専攻科 特任教授
◆参 加 費   @¥1,000✕2回 ※定員:先着40名✕2回 1社最大5名迄
◆お 支 払   当日、受付にて名刺を頂戴し、後日各社宛ご請求申し上げます。
◆主  催  (一社)北海道広告業協会 
※お問い合せ   事務局 藤原 011-221-2634

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インターンシップセミナー〈講師派遣〉実施報告


札幌市教育委員会からの依頼を受けて、今年も市内の市立高校生にインターンシップセミナーを開催いたしました。初日の9月13日は藻岩高校の生徒さん11名、二日目の9月20日は旭丘高校16名・清田高校3名・新川高校4名の合計34名の生徒さんにTVCM制作(絵コンテ迄)を一日体験して頂きました。
まず最初に、柔軟な発想力を訓練して頂きその後、与えられたオリエンに向けてTVCMのストーリーを作っていただきました。 今回の講師を引き受けていただいたのは、PRコンテストの最優秀賞(東急エージェンシー片岡・吉村ペア)と優秀賞(インサイト早坂・クリスペア)の二社4名です。
セミナー終了後には、TVCMを発想して創ることの面白さを感じていただいたようで広告業への興味も増したようでした。
『いつか一緒に仕事をしようね!!』

第35回クリエイティブ研究会実施報告


今年で35回目となるクリエイティブセミナーが『クリエイティブが多様化している時代に、求められること。』と題して9月22日(金)にホテルオークラ札幌で開催されました。
会場には、正・賛助会員社始め一般のクリエイターや広告に興味のある学生さんなど200名近くの参加者がお越しいただきました。
今年は、新たに講師と懇談できる場として二部会場も設けられ、熱心な参加者から仕事を進める上でのノウハウや個人的な質問まで、三名の講師と熱心なトークが繰り広げられました。
今年の講師は、以下の3名。

  2016年クリエイター・オブ・ザ・イヤー
   菅野 薫 (電通)
 
  2016年クリエイター・オブ・ザ・イヤー メダリスト
   篠原 誠 (電通)

  2016年クリエイター・オブ・ザ・イヤー メダリスト
   皆川 壮一郎(読売広告社)

また来年も同時期に開催を予定していますので、お楽しみに!!

「若い星」(株)北日本広告社 営業部 戦略開発課 渋谷 智子さん


北日本広告社に入社して約2年が経ちました。
前職ではインバウンドに役立つアプリの販売を担当していました。
多国語に対応したアプリはクライアントの評価がよく、販売数も伸びていました。
しかし、アプリの導入にあたり、クライアントの多くはどのように他社との差別化を図って集客の増加に結びつけるか、を悩んでいました。
つまり、アプリの導入に前向きなクライアントに、それを活用してどのように収益を上げるかという提案をする必要を感じたのです。
これはアプリ開発の大前提であり、本質的な問題です。この問題をクリアするにはもっとスキルを磨かなければならないと思いました。
私が北日本広告社に転職した理由はそこにあります。
幅広いツールを取り扱う広告代理店なら「クライアントの悩みをトータルで解決ができる」と考えました。

入社後、希望通り広告全般を取り扱える環境が手に入りました。
ところが、武器は手に入れたけれども、何もできませんでした。
広告はあくまで問題解決のためのツールであり、ただ広告枠を提案するだけでは、クライアントの悩みをトータルでサポートするまでには到らないのです。

トータルでサポートするためには、時間を掛けて丁寧にクライアントと向き合わなければならないことを学びました。ターゲットを設定する場合もクライアントが想定しているターゲットがいつも正しいとは限りません。
例えば、ワークショップなどを用いてクライアントのニーズを多角的に分析し、消費者のインサイトを発見した上でターゲットを再設定する、という手法も重要になってきます。毎日、試行錯誤の連続です。
理想とする「クライアントの悩みをサクサク解決できる広告マン」には程遠いです。

しかし、今の職場にとても魅力を感じます。それは個性的で芯がぶれない先輩方がいらっしゃるからです。
無理難題に立ち向かい、新しい広告代理店の形を模索し、クライアントに沢山のワクワクを提供する先輩方。
この恵まれた環境で本質的な課題に正面から立ち向かえる人材を目指しています。


株式会社北日本広告社
営業部 戦略開発課
渋谷 智子

明日へのベクトル「広告は"道しるべ"でありたい。」
マーケティングプランナー 臼井 栄三


 今年のノーベル経済学賞は、シカゴ大学のリチャード・セイラー教授だった。セイラー教授は行動経済学の第一人者だ。行動経済学は心理学を経済学に応用していて、それだけ私たちが関わるマーケティングや広告に近いアプローチが目立つ。
 従来の伝統的な経済学では、人間は最も合理的な選択や行動をとるという前提に立つ。ある人が過酷なアルバイトを続けて得た10万円と、ギャンブルで得た10万円を考えてみよう。伝統的な経済学では、同じ10万円なのだからその使い方は同じ、ということになる。
そうだろうか? 厳しいアルバイトで得たおカネは、ギャンブルで得たおカネよりも、もっと熟慮した使い方を多くの人がするのではないだろうか。そんな人間の心理や非合理性に着目した行動経済学は、2000年代に入って広く注目されてきた。
 広告に携わると、人びとへのインサイトの重要性を痛感する。企業が予め意図したとおりには消費者はモノを買わないし、動かないことが多い。消費者は心の中で本当は何を感じ、何を思うのか、深い洞察が欠かせない。消費者目線からの商品のあり方や販売方法、価格、広告などの見直しが欠かせないのだ。そんな環境の中で、私たちは行動経済学のエッセンスも自分のものとしておきたい。
 私たちの周りを見ても、人びとの在宅時間は減少し、働き方は多様になり、お一人様市場が大きくなり、高齢者が目立って増えている。人びとの生活様式は変化し、商品やサービスも多様化して私たちの選択肢は驚くほど増加している。それは良いことばかりではない。それだけ複雑化して、消費者は何が最も賢明な選択なのか、迷い、不安を感じているのも事実なのだ。
 複雑化する現代に、広告は賢い選択へと人びとを導く道しるべでありたい。広告の基本的な役割を、いま私たちは再確認したい。

マーケティングプランナー 臼井 栄三

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