北広協ニュース
取適法セミナーを5月19日に開催
下請法が改正強化され、今年1月1日より施行された「取適法セミナー」が5月19日開催されます。
今回のセミナーでは公正取引委員会北海道事務所 取引適正化調査課の中富一杜氏(内閣府事務官)を講師に、取適法が作られた経緯・背景、主な改正事項の説明、施行に伴う関係法令の改正内容などの前段事項から、具体的な適用対象、特に広告業界に関わりの深い「情報成果物作成委託」(CMや番組などの映像コンテンツ制作、新聞原稿など各種デザイン制作、マーケティング調査など)や、ポスターの印刷・配送・納品に至る役務提供・特定運送委託まで、細かく実例を挙げて解説頂きます。
その上で委託事業者の義務としてやらなければならない事や代金支払いの際の振込手数料に対する取り決めに至るまで、「知らなかったでは済まない」内容を細かく解説頂きます。
当日のセミナー資料は先にこちらからダウンロードできます。
広告業界に焦点を当て具体的な内容を記載していますが、どうしても専門用語も多いため、本資料を先にご覧いただいた後、セミナーにご参加頂く事をお勧めします。
セミナー当日まで、会員限定として公開の許可を頂いていますので、よろしくお願いいたします。
『明日へのベクトル(連載126)』
地域の変化を示すもの。
マーケティングプランナー 臼井 栄三
国や地域に住む人々の分布状況から、その国や地域の人口の重心を求めることができる。この「人口重心」を知ることで、興味深い傾向が見えてくることも多い。
たとえばアメリカ合衆国の人口重心は、1800年には東部のメリーランド州にあった。その後ヴァージニア州、オハイオ州、ケンタッキー州などを経て、1900年にはインディアナ州へと移っている。人口重心の移動はさらに続き、イリノイ州を経て現在はミズーリ州にある。約200年間でこれだけ西進したのは、アメリカ社会の変化が極めてダイナミックなものであったことを示している。
アメリカほどではないが、東京都でも人口重心の移動は見られる。約70年前の1955年、東京都の人口重心は渋谷区明治神宮にあった。その後は多摩地区などに住む人が増えて、今は杉並区松ノ木一丁目が人口重心である。JR路線で言えば中央線の高円寺駅近くだ。
地域の人口には必ず増減がある。人口重心が移動するなら、その方向に地域の勢いや賑わいも移っていくと考えられる。
2020年時点で、北海道の人口重心は空知管内の栗山町にある。5年前の2015年よりも西南西に992メートル移動した。この5年間の移動距離は全国の都道府県で最大だ。それだけ北海道の人口移動が大きいことが示されている。札幌圏の勢いが依然として続いていると考えることもできるかもしれない。
しかし、その札幌も最近は少しずつ人口が減少している。北海道の人口重心の大きな移動距離は、札幌圏以外の地域の急激な人口減少のためと考える方が正しいだろう。地域の過疎化が急ピッチで進んでいるので、人口重心が大きく動いているわけだ。
北海道はこれからどうなっていくのだろう。人口重心のある栗山町で、田園風景を眺めながら考えるのもいいかもしれない。
マーケティングプランナー
臼井 栄三

株式会社 北海道朝日広告社 坪井陽汰
皆様はじめまして。北海道朝日広告社、社会人4年目の坪井です。まだまだピンピンの若手として日々奮闘しております。
私は小学生から大学まで野球一筋、ポジションはずっと投手でした。エースとしてマウンドを任せていただくことが多かったですが、「絶対的エース」というよりは、なんとか試合を壊さないように粘るタイプの投手だったと思います。
正直に言うと、私はいわゆる本格派ではなく、球速はそこそこ。どちらかと言えば“打たせて取る”技巧派でした。豪速球でねじ伏せることはできない分、打者の癖や過去の対戦、その日のスイングや反応を観察しながら、「どう打たせるか」を必死に考える毎日でした。
ストレートで見せて変化球で崩すのか、それともあえて逆を突くのか。強気に攻めるのか、慎重にかわすのか。一球ごとに意図を持ちながら投げてはみるものの、もちろん読みが外れて痛打されることも多く、「今のは打たれる球じゃなかったはず…」とマウンドで一人反省会をしていた記憶もあります。
それでも結局は、相手をよく観て、考えて、また投げるしかない。この繰り返しでした。
現在は広告代理店で営業の仕事に携わっていますが、この“技巧派スタイル”は意外なほど今の仕事に活きています。クライアントごとに課題や状況は異なるため、最適な提案もそれぞれ変わります。事前の情報収集を大切にしながら、実際のコミュニケーションの中での反応や温度感を踏まえて提案を磨き上げていく。この感覚は、まさにピッチングそのものだと感じています。
渾身のストレート(のつもりの提案)があっさり見送られることもありますが、そんな時こそ配球の組み立て直し。球速では勝負できなかった分、しつこさと観察力だけは磨いてきました。
かつて野球で培ったこのスタイルを武器に、今度は広告業界というフィールドで信頼される存在を目指したい。そして相手をよく観て最適な一手を投じられる“営業のエース”になれるよう、日々精進していきます!


