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北広協ニュース

2021.12.10北広協ニュース213号

『明日へのベクトル』
広告からの明るい灯が求められている。
マーケティングプランナー 臼井 栄三



札幌の中心部に4丁目プラザがオープンしたのは1971年9月3日。それから51年目の2022年1月末に4プラは閉店する。開業以来、ここは常に若者文化とファッションの先駆者的存在だった。季節ごとに展開される広告も、ここならではのメッセージを印象深く鮮烈に発信してきた。
4プラの半世紀を振り返るポスター展が、いま開催中だ。(1月30日まで。)「はっぴいえんど」とタイトルがつけられたポスター展は、時代の変遷を鮮やかに伝えている。開業時のコピーは「札幌にファッション革命が起きる」。その宣言どおり、札幌のファッションはこの50年間でめざましく進化した。その進化に、4プラは強く影響を与え続けてきた。
ポスター展を見てあらためて感じるのは、広告は文化や情報の発信源であることだ。音こそ出さないけれど、例えばポスターは胸に響くコピーや写真、イラスト、斬新なデザインなどが組み合わされ、アートとして私たちに迫ってくる。これまでも多くの広告は人びとの感性やものの見方をインスパイアし、「いま」という時代を呼吸しながら人びとを次の時代へと導いてきた。
メディアが多様化し、広告環境も激しく変化しているけれど、時代の道標としての広告の役割は変わらない。広告人は、人びとに新しいサムシングを届けることをいつも心がけてほしい。サムシングは次代の息吹とも言えるし、明日への波とも呼べるだろう。そして、人びとの心に共鳴という波紋を広げていってほしい。
この2年間、コロナ禍で生活者の価値観もライフスタイルも大きく変容した。次の時代がまだ見えない今だからこそ、広告からの明るい灯が求められている。

マーケティングプランナー

臼井 栄三

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株式会社 読売エージェンシー 営業部
山本 恵美さん



「仕事とプライベートをとことん楽しむ」
私は日々この言葉をモットーにしております。

私は趣味で民謡を歌っております。私が民謡を始めたのは2歳の時、当時自宅がお稽古場となっていたため、気づいたら民謡を歌い始めていました。最初は、やらされていましたが、あるときを境に自ら進んで民謡を学ぶようになっていきました。そして、今は日本民謡協会公認のPR大使「民謡アンバサー」に就任して活動しております。近年はコロナの影響でイベント等がなくなっておりましたが、それまでは様々なイベントにて歌わせていただいておりました。コロナ禍になってからは、YouTube等のSNSを通して歌を配信しておりました。最近はまた、イベント出演のお話をいただいたり、TV・ラジオに出演し、歌わせていただくこともあります。

友人からは「ほんと忙しいよね」とか「休めているの?」と言われることが多いですが、忙しいからこそどちらも手を抜きたくないと思っています。プライベートが忙しいからこそ、仕事の時間は仕事に集中しますし、仕事が忙しいからこそ、プライベートの時間はプライベートに集中します。どちらも「とことん楽しむ」ことで、両立できているのだと思います。

元々はイベント会社で5年間働いておりました。昼夜や土日関係なく、時には休みなく働くこともありました。かなり過酷な日々を過ごしておりましたが、その経験のおかげで今の会社で何事も精力的に取り組めているのだと思います。また、会社の方々の理解があり、歌の活動を続けられていることにとても感謝しております。仕事がプライベートに、プライベートが仕事に通じている部分が多いので、今後もどちらの糧にもなるよう取り組んでいきたいと思います。そして仕事でも、民謡でも活躍できる人間になりたいです!

株式会社 読売エージェンシー

営業本部 北海道支社 営業部

主査 山本 恵美さん


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