北広協ニュース
PR広告コンテスト
7月31日締め切りにて作品募集を行いました「PR広告コンテスト2025」は、合計74作品のご応募をいただきました。
応募いただきました皆様、ありがとうございました。
8月に審査を行わせて頂き、入賞作品が決定いたしましたのでお知らせいたします。
入賞作品の各賞発表は9月24日「スタンピーズ」で行われる業界交流会「MEET UP2025」にて、審査講評とともに贈賞を行いますので、ご参加の程よろしくお願いいたします。
『明日へのベクトル(連載122)』
地域から、元気の素を生み出せないだろうか。
マーケティングプランナー 臼井 栄三
北海道の人口減少が止まらない。8月6日に総務省が発表した今年1月1日時点の北海道の人口は504万4825人(住民基本台帳に基づく人口動態調査)だ。前年に比べて4万9158人減である。都道府県別の人口減少数は、全国で最も多い。このままでは500万人割れも時間の問題だろう。
道内で、最盛期から驚くほどの減り方を示している市町村がある。たとえば夕張市は、1960年のピーク時には11万6900人余りが住んでいた。それが最近の人口は、約5900人である。市の人口は往時の5%になってしまった。しかも高齢化率は50%を超えている。
夕張市の現状を、身近な町内会を例えに表現してみよう。あなたが入っている町内会ではかつて80人の会員がいたのだが、今はあなたを含めてたった4人になってしまった。しかも、そのうちの2人は高齢者である――。このような状況で地域社会として機能できるのか、大きな壁に突き当たっていると言えるだろう。
見方を変えれば、夕張市のようなマチは、少子高齢化と過疎化が進むわが国の地域が直面する課題の最も進んだ状態を示している。
このような地域を元気づけるには、どうしたらいいのだろうか。広告人が中心になって各界の知見を集め、活性化を図っていくプロジェクトが立ち上がってもいいと思う。さまざまな視点からの知恵と実行力が化学反応を起こして、強力なエネルギーが地域から湧き上がってくるかもしれない。
全国に先駆けた取り組みなら、連携を惜しまない企業が現れることも考えられる。現代はクラウドファンディングなど、資金の調達方法も多様化している。アイディアと行動力が求められる。
わが国の多くの地域が直面する課題に、北海道から解決を図っていく。広告人のチャレンジ精神と実行力がフルに発揮されてほしい。
マーケティングプランナー
臼井 栄三

日本経済社 札幌支社 赤澤千佳男
約1年半前、東京からの転勤で57歳にしてはじめて札幌で生活することになりました。札幌ではこの2年間、比較的雪が少なかったそうですが、寒がりの私にとって北海道の冬の寒さはとても厳しくつらいものです。一方、夏の北海道は、東京や名古屋に比べると快適そのもので、道民の皆様は「最近のこの暑さは北海道ではない!異常だ!」と口をそろえておっしゃりますが、強い日差しの中でも時より吹いてくる風は、遠い昔の夏休みにどこかの山で感じた空気を思い起こさせて懐かしい気分になります。また、初夏から真夏にかけて19時を過ぎてもいつまでもうすら明るい夜はなぜか気持ちが高ぶり、ビールの杯も自然と増えます。夜になるとちゃんと気温が下がって寝苦しくないのも東京や名古屋と違っていいですね。夏の北海道は大好きです!!
そんな気持ちの良い夏の北海道を目指して今年も何人かの友人が訪ねてくれました。ゴルフやエスコンフィールド、小樽などをご案内して、夜は海鮮かジンギスカン、というのが定番コースですが、札幌ならではと意外!?とオヤジ達に評判がよかったのがススキノの締めパフェです。
締めパフェについて少しレポートさせていただくと、お店はカフェというよりはバーで、カウンターの奥にはウイスキーなどたくさんのお酒も並んでいます。盛り付けも生クリームたっぷりにフルーツとクラッカーとは違って、カクテルグラスに盛り付けられたショートケーキ風で、ほろ苦いキャラメルアイスやコーヒームースは美しくアダルトな雰囲気です。オヤジたちも100%スマホで映え写真を撮ります。お店によってデコレーションやテイストはちょっとずつ違うので、その違いを何回も楽しむこともできます。きっと北海道に来た時くらいしかパフェを食べる機会などないので、いい土産話になっているんだと思います。
まだまだ不慣れな土地ですが、北海道(札幌)ならではの楽しみ方、是非、ご紹介してください。

クリエイティブスペシャルセミナー
7月23日札幌グランドホテル「金枝」を会場に、「体験クリエイティブ時代」の7つの仮説 〜企画とSNSについて〜 と題して北海道滝川市出身の明円卓氏を迎えたセミナーが開催されました。
明円卓氏は平成元年生まれ。
2014年より電通で活動後、2020年に退職しチョコレイトに参画。株式会社kakeru、JANAI COFFEEの代表も務めています。
前職時代の仕事に「意識高すぎ!高杉くんシリーズ」「三太郎シリーズ」(KDDI)、「復活!ピッカピカの一年生」(小学館)、AI、WANIMA、RADWIMPSのプロモーションなど。
その他【企画展】いい人すぎるよ展/そういうことじゃないんだよ展/やだなー展/インサイド・ヘッドすぎるよ展/など主宰の経歴の持ち主です。
当日は約100名の会員が参加し、明円氏の様々な企画の発想法などに刺激を受けました。

