第26回「北広協CUP」
9月25日定山渓カントリークラブ駒丘コースにて
第26回「北広協CUP」が開催されました。
天気予報では穏やかな行楽日和との事でしたが、
スタートとほぼ同時に強風が吹き荒れ24名の選手たちを
悩ませる大会となりました。
隠しホールや風の影響で実力プラス「運」も加味され荒れた結果となりました。
優勝 清水康明氏(北海道朝日広告社)
OUT 52 IN48 TOTAL100 HC22.8 NET71.2
(写真は木村会長よりクリスタルの優勝トロフィーと
賞品の「ふらの和牛サーロインステーキ」を受け取る清水氏)
PH
2024PR広告コンテスト表彰式・受賞作品
2024年9月6日に 「PR広告コンテスト」の表彰式が開催されました。
今年は10社65作品の中から下記の作品が入賞されました。
たくさんのご応募ありがとうございます。
最優秀賞と優秀賞は二作品とも東急Agcの吉村紀子氏の作品が選ばれました。
佳作の二点はインサイト様と電通北海道様でした。
【写真左は審査をお願いした照井晶博氏、中央は受賞された方々、右はHAAA木村平会長】
株式会社 東急Agc 吉村 紀子 様
株式会社 東急Agc 吉村 紀子 様
株式会社 インサイト 高橋 亜希 様
株式会社 電通北海道 佐野 靖秀 様
“怒り”との向き合い方
株式会社 新生 営業部 山本 凌之
15年も麻雀を打っていると、神を呪いたくなるような理不尽がたびたび襲ってくる。
自分なりに期待値の高い行動をとっているはずなのに、どうやってもほかのプレイヤーが先行して、永遠にゲームの主導権を握れないあの状況だ。
怒り・悲しみ・絶望・嫉妬、あらゆる感情が血管中を駆け巡り、
脳内ではすでに100回ほど雀卓をひっくり返すシミュレーションを終えている。
怒りにかられた人間は、外部から見たら実に滑稽なもので、
「確率が操作されている」だの「他家(他プレイヤー)が俺をはめようとしている」だの、この種の不確実性について、実に他罰的な陰謀論者へと変身する。
私はいわゆるアンガーマネジメントを学んだことはなく、
“正しい怒りの治め方”を知らない。今でも模索中である。
麻雀のスランプ時期に“ライオンキング”の名言「ハクナ・マタタ(問題ない)」と頭の中で繰り返し唱えてみたことがある。
親殺しの濡れ衣を着せられ、サバンナの故郷を追い出された子ライオン・シンバに、
行きずりで知り合ったミーアキャットのティモンが発した人生訓だ。
「倍満をツモられても、ハクナ・マタタ」
「役満テンパイが1000点で流されても、ハクナ・マタタ」
この作戦はすぐに頓挫した。“ハクナ・マタタ”では学びがないのだ。
学びと分析がないがゆえに、スランプの本質が分からず、苦しい状況から抜け出すことができない。どんどん正体不明の怒りが蓄積し、やがて爆発する。
問題は大ありだ。
結論を言うと、
どんな真言を唱えるより、麻雀の期待値を分析・実践してPDCAを回していくのが、やはりアンガーマネジメントに効果的であるというのが個人的な最有力説だ。
自分の状態が分かれば、ただ運が悪いだけなのか、自分が期待値の低い行動をとっていたのかを切り分けることができ、心が“納得”で満たされる。
心が“納得”で満たされれば、理不尽という感覚は薄れ、自ずと相手へのリスペクトにもつながっていく。
こと麻雀という運が絡むゲームにおいてコツコツ勉強・実践できるプレイヤーは意外に少ない。少なくとも将棋・囲碁のようなゲームのプレイヤーよりは努力嫌いな人間が多いだろう。(私もその一人)
もし相手へのリスペクトを欠き、舐めたプレイをしようものなら、ゲームが反転攻勢したときに「こんなやつにこの俺が負ける・・・!?」
といった怒りと失望が、五臓六腑を包み込み正常な動きが取れなくなる。
そうしたらゲームは“詰み”である。
他人を罰する前に、まずは等身大の自分を理解し、常に実践する。
そして相手には謙虚であり警戒を怠ってはいけない。
実に耳の痛い話である。
9/1の「北海道広告業協会杯野球大会」
今年も北海道広告業協会杯野球大会が開催されました。
初日(8/31)は朝から生憎の雨でグランドコンディションなども考慮して中止とし、
翌9/1に五回裏迄という促進ルールで全試合を消化致しました。
今年は北海度博報堂さんが圧倒的な強さをもって初優勝となり
インサイトさんの三連覇を阻止した形で終わりました。
試合内容はここ数年で格段のレベルアップを遂げ、
珍プレーよりナイスプレーの方が圧倒的に多くなりました。
選手の皆さんそして応援に駆けつけて頂いた皆様もお疲れさまでした
そして朝早くからありがとうございました。
また来年モエレの球場で会いましょう!!
【優勝チーム 北海道博報堂】
『明日へのベクトル(連載116)』
広告アプローチのあり方を、もっと考えたい。
マーケティングプランナー 臼井 栄三
テレビや新聞紙上に自分が買った車の広告が現れると、つい熱心に見てしまう。そんな経験はないだろうか。
ある商品の広告を最も関心を持って見る人は、その商品を購入した消費者だという。とくに住宅や車などの高額商品になると、その傾向は強くなるようだ。自分の経験と照らし合わせても、たしかに思い当たることが多々ある。どうしてそうなるのだろう。
人は無意識のうちに、自分のとった行動や判断を正当化し、自身を納得させようとする。認知心理学や社会心理学の分野で「確証バイアス」と呼ばれるものだ。人は自分の意見や願望を支持したり強化したりする情報を、自ら求めるような心理になる。
広告は、その商品を買ってくれる人を増やすために出されることが多い。当然ながら広告ターゲットは、近い将来購入する可能性がある見込み客ということになる。すでに購入した人をメインの訴求層にはしていないようだ。
しかし、熱心に広告に触れる人たちが既存の購入者であるのなら、その人たちに照準を合わせる広告アプローチも考えられるのではないだろうか。広告によって既存の購入者の判断や行動を積極的に認め、商品選択が賢明な選択だったと後押しする。購入者は自信をもって、今度はその商品を友人や知人に推奨するだろう。
SNSをはじめとして、クチコミ全盛の時代だ。自分の商品選択に確信を持った購入者は、喜んで商品情報を伝えてくれるはずだ。広告は、クチコミによる情報伝達の触媒役になればいい。
マーケティングコミュニケーションにおいて、どうしたらクチコミの威力を最大化できるか。コミュニケーション設計で最も考えたいテーマだ。広告がどれだけ力を発揮できるかが試されている。
マーケティングプランナー
臼井 栄三