(株)東急エージェンシー北海道支社 営業部 生出 大さん

フライドチキンをバフェで食べながら、ミルクはノンファットにこだわる
どこで知ったのか覚えていませんが、ハーバード大学院での話。
教授が自分の財布から20ドル札を取り出し、20ドル札のオークションの提案をした。
ルールは普通のオークションとは違い、2番目に高い値段をつけた人は20ドル札を
落札できないばかりか、自分のつけた価格を教授に支払わなければいけないとルール。
1ドルから始まり、2ドル、3ドルと手が挙がる。やがて2人となり、20ドルを超えた。
それでも値は釣り上がり、30ドル、40ドルと続き、最終的には70ドルで落札された。
教授は最後まで残った2人に「なぜ損をすると判っていて値を吊り上げたのかを聞くと、
20ドルを少し超えるくらいまではクラスでのウケを狙っていたのだが、
2番目では最も損をするので何とか落札して損を最小限に抑えようと考えたら引くに引けなくなったとの理由だった。
まあ、いわゆるサンクコストバイアスなのだろうと思ったのだが、
その記事(もしかしたらテレビで見たのか、人から聞いた話だったかもしれません…)では
目的を見失った結果としていた。
当初は20ドルを安く落札して儲けようを思っていたはずが、競争がエスカレートした結果、
相手を打ち負かすことが目的となってしまい、当初の目的を見失い悪い結果で終わるということ。
これを「エスカレートの罠」というらしい。
その話を知ったときに自分にも身に覚えがありました。
最初は馬券を当てようとしていたのに、負けがこむとオッズを見て、
いくら買えば取り戻せるという視点から馬券を選び出す。
そしてさらに負け込み、購入金額が増えていく。
だいたい最初の考え方から変わっていくと負けこんでくるもの。
さらに、競争相手なんかどこにもいなく、勝手に一人で
「エスカレートの罠」にハマっていくというドMっぷり。
切なくなってきたので真面目なことを少し考えて忘れることにします。
我々の業務上、プレゼンや競合は当たり前かもしれませんが、
本来の目的(ビジネスとして繁栄するための収益を獲得する。
クライアントのビジネスに貢献できると考える企画、アイデアを提供する。
など綺麗事ですがこんなところでしょうか…)を隅っこに追いやり、
競合に勝つという視点で企画を考えたり、見積りしたりしだすと結果はどうであれ、
最終的に色々な意味で切ない気分にフィニッシュしている気がします。
クライアントにとって広告会社の立ち位置が間違ったものにならないよう“ド”とは言わないまでも
“S”な側面も持っていたいなと思う今日この頃です。
もうそろそろ酔っ払ってきたので、締めさせていただこうと思います。
もう中年ですが、何事も初心を忘れず、会社、ボス、先輩、後輩、クライアント、お取引先にとって
“使える人間”でいれるように精進していきたいなと思います。
最後に。
10月に北海道東急会で企画・実施する「ウォーキング東急」がございます。
盲導犬協会とタイアップしたウォーキングイベントですので、
ぜひ北海道広告業協会の皆様にもご参加いただければ幸いです。
詳しくはご存知の弊社社員にお問い合わせください!
株式会社東急エージェンシー
ネットワーク事業本部
北海道支社 第1営業部
生出 大
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