北広協ニュース
第42回北海道広告業協会杯野球大会 試合結果
ピンポイントで絶好の秋晴れとなった9/3(土)・4(日)モエレ沼公園の小鍛冶組さまのグラウンドでは、黄色い声援や悲鳴・ユニークなヤジがこだまし、日ごろ企画で勝負する競合7社がカラダを張って優勝賜杯を目指した。
今年の見どころは、昨年優勝を遂げた電通北海道の連覇なるか?
また、それを阻止するのはどこのチームか?
結果は電通北海道が初戦で敗退しモエレ沼に散り、インサイトが初優勝を遂げた。
ここ数年各チームともにレベルが向上し見どころの多くなってきたので、皆様も来年こそは応援にお越しください・・・笑えます!!
試合結果の詳細は下記をご覧ください。
2022PR広告コンテスト入賞作品
今年のPR広告コンテストは8社52作品の応募がありました。
何れも考え抜かれた作品ばかりで審査は大変だったようですが、以下の作品が入選されましたので発表いたします。また、授賞式は9/2(金)13:30~札幌グランドホテル3F「玉葉」にて開催し審査に当たられた照井様にZOOMで
講評を頂く予定ですのでご出席を希望される方は、当日直接会場へお越しください。
最優秀賞 「なんかこう、ドーン・・・」
株式会社 ピーアールセンター
クリエイティブディレクター 花田 剛 殿
プランナー 佐藤 敬幸 殿
株式会社 北海道博報堂
クリエイティブディレクター 河野 俊介 殿
株式会社 北海道博報堂
クリエイティブディレクター 鏡 浩二 殿
株式会社 インサイト
クリエイティブディレクター 高橋 亜希 殿
アートディレクター 佐藤 珠希 殿
アートディレクター クリス・ユーエン殿
9月3日北海道新聞朝刊 道内経済面
『明日へのベクトル』
‟気づき”を、自ら得るために。
マーケティングプランナー 臼井 栄三
企業は継続的に経済活動を営む組織体である。当然ながら、好調のときも停滞のときもある。業績が良くないとき、それを上向きに変えようと、今よりかなり高い売上げ目標を掲げる会社が多い。当然の取り組みのように思えるが、その目標が達成されることは稀である。社員からは「いまは景気が悪いから仕方がない」「そのうちなんとかなるはず…」といった、諦めにも似た声が聞こえてくる。こんなとき、どうすればいいのだろう?
表面上は無気力を装っていても、社員は心の中でさまざまな不満や不安を抱えている。その不満や不安に正面から向き合い、社員自ら深く考えることが大切なのではないだろうか。できれば社員同士が本音で不満や不安を徹底的に話し合う機会を持ちたい。中途半端に不満や不安をくすぶらせているより、そのマイナスの感情を深掘りして飽和状態に持ち込むほうが良い結果に繋がりやすい。
うつ病の人に‟頑張れ”の言葉をかけるのは逆効果になることが多い。その人の話をよく聴き、共感してあげるのがいいと言われている。これと同じように、マイナスの感情を力ずくで変えようとするのではなく、それを飽和させることによって自己復元力が働くのだと思う。社員自身が徹底的にネガティブな感情に向き合い、深く考えることで初めて‟気づき”を得ることができる。
株式用語で「底を打つ」という言葉がある。株価が下がるだけ下がって大底を確認し、その後は上昇カーブを描いていく。意識の中でマイナスの感情を飽和状態まで持っていき、限界が見えて初めてものごとは反転するのではないだろうか。自分の力で徹底的に考えて、‟気づき”を得た人は強い。次代への変革のエネルギーを力強く発揮していくはずだ。どれだけ真剣に真正面から厳しさと向き合えるか、それが一人一人に問われている。
マーケティングプランナー
臼井 栄三